産後の誤解 7選
- 産後、整体
産後は何年たっても産後です♪
妊娠中から産後 すべての女性が 前向きに過ごせますように✨
カラダを整え ココロを前向きに過ごせますように 整体を行っておりますヒサコです♪
土岐市瑞浪市多治見市可児市を中心にご自宅に訪問させていただきます!
自宅に来られるのは抵抗がある・・という方はぜひサロンへお越しください😊
産後の誤解
出産後のママの体について、特によく耳にするのが「骨盤」に関する話です。
インターネットや口コミで広がる情報には、誤解や偏った表現も多く、ママを不安にさせてしまうことも…。
実際に産婦人科に勤務させていただき 産後すぐのママさんのお話を聞くと
みなさんが不安に思っていらっしゃるのを実感します。
ここでは代表的な「産後の骨盤の誤解」を整理してみました!
誤解① 産後は骨盤が大きく開いたままになる
産後の骨盤はこんなイメージありませんか?
骨盤が絶対開いている気がする ゆがんでいるのが心配・・ とみなさん言われます💦
出産のときに骨盤まわりの靭帯がゆるむのは事実ですが、時間とともに自然に回復していきます。「ずっと開いたまま」ということはありません。
ただし姿勢や筋力のバランスによって、左右差が大きくなったり、グラグラ感・不快感を感じることがあるので、ご自身の体調に合わせて
産後の体操やストレッチが役立ちます。
まずは 深呼吸から はじめて見てくださいね♪
誤解② 骨盤ベルトで締めれば元通りになる
骨盤ベルトは、産後すぐの不安定な時期に骨盤まわりをサポートし、腰の負担を減らす効果が期待できます。
しかし「ベルトで締めれば骨盤が元通りになる」わけではありません。
「骨盤ベルトで骨盤を締める」わけでもありません。
強く締めればそれだけ骨盤が締まる わけではないとも言われています。
表層の神経を圧迫しすぎて 痛みやしびれを出してしまわないように気を付けましょう♪
産後は 皮膚だけではなく 筋肉もかなり引き延ばされている状態です。
この筋肉は、骨盤を安定させる役割も持っています✨
骨盤ベルトを締めるだけではなく
ご自身の筋力を少しずつ回復させていくことも大切です😊
骨盤ベルトは
上前腸骨棘(骨盤前の出っ張り)と 大転子(お尻の外側出っ張っている骨)のちょうど真ん中あたりにつけると
良いといわれています。
下すぎると 骨盤の上側を開く力が加わってしまいますし
上すぎると 骨盤の下側を開くような力が 加わりやすくなってしまいます💦
正しい装着方法や時期を守りつつ、筋肉を回復させることが大切です!
誤解③ 骨盤矯正をすれば必ず痩せる
整体やエステでよく耳にする言葉ですが、「骨盤矯正=痩身効果がある」とは限りません。
骨盤の左右差を整えることで姿勢や体のバランスが改善し、結果的に体型がすっきり見えることはありますが、魔法のように痩せるわけではありません。適度な運動・睡眠・栄養とのバランスが欠かせません!
これだけで!という情報がたくさんで、それに飛びつきたくなりますが
ほそぼそコツコツ粛々淡々と・・が一番です✨
誤解④ 産後は運動してはいけない
「産後は安静第一だから、運動はダメ」という声を聞くこともありますが、実際には正しいタイミングと方法であれば軽い運動は回復を助けます。
出産直後は”入れ物に対して中身が小さい”状態。 座る だけでも 実は体に負担だったりするんです。
安静が必要ですが、寝たままでもエクササイズは可能です😊
深呼吸によって 使いづらくなった腹筋を鍛えていくことができます。また骨盤底筋群トレーニングは回復を早めてくれる効果も期待できます。
産後3か月ごろより医師の許可が出ればウォーキングや産後ヨガなどはむしろ体の回復や気分の安定に役立つと考えます✨
だからといって、 運動しなきゃ! と焦らずに
今できることを 今できる方法で 少しずつでも効果は出ると考えます♪
誤解⑤ 母乳育児なら必ず体重が減る
「母乳をあげていれば痩せる」とよく言われますが、実際は個人差が大きいようです。母乳育児でも食欲が増して体重が増える方もいます。体重管理は授乳だけに頼らず、バランスの取れた食生活や適度な運動が大切だと考えます。この辺りは、専門家である助産師さんなどを頼ってくださいね!
誤解⑥ 我慢して頑張るのが母親の務め 魔の3か月!?
「母親だから自分のことは後回し」と考えてしまう方も多いです。私もそうでした。
しかし無理をすると心身を壊しかねません。サポートを受け、休むことは決して甘えではなく、「強さ」だと思います。赤ちゃんと家族を守る大切な選択です。産後1~2か月は 周りもサポートをしてくれていたり、ご自身の体調もまだ安定しないため 頼りやすいと考えます。
赤ちゃんも寝ていることが多く 静かに過ごせる時間も多いです。
しかし、3か月ごろになってくると ママも 「そろそろ動けるし、頑張らなきゃ」と感じやすいし、周りも 慣れてきただろう、とサポートが薄くなりやすい時期です。赤ちゃんは少しずつ起きている時間も増え 興味も増え ぐずったり 抱っこの時間が増えたりするころですね。
産後1~2か月の「産褥期」をしっかり休んで体を回復させることが ”魔の3か月”と呼ばれる時期を乗り切るためにも大切だと考えますし
産後何か月たっても 「頼る力」を忘れずにいてくださいね🌸
誤解⑦ 産後うつは特別な人だけ
産後は大きくホルモンバランスが変化します。自分の意志とは別に 涙があふれて泣いてしまったり、周りの人が赤ちゃんに接することに対して強い拒否感をかんじたり。私は大丈夫!ゆるっと育児しよう~ と思っていても うまくいかないことが増えると 手一杯になってしまったり。
ワタシも毎日夕方になると 涙が止まりませんでした。
でもこれは「ホルモンのせい!」と割り切ってみたり 周りにしっかり「つらい」と伝えることは
何も悪いことじゃありません。
誰にでも起こり得る自然な心身の反応です。決して「弱さ」ではありません。早めに相談することが大切です。
一人でお家でゆっくり過ごしたい(出かけておいでよ と言ってもらうけど、実は家でゆっくり過ごしたい って思う方も多いんじゃないかな・・)
カラダケアにリフレッシュに行きたい
産後ケアを使って がっつり寝たい
これはわがままでも弱さでもありません。
まとめ
産後は心も体も大きな変化の中にあります。「○○すべき」「○○はダメ」という思い込みに縛られる必要はありません。正しい知識を持ち、無理をせず、自分のペースで回復していくことが何より大切です。
焦らず 相談してくださいね。
みんなで子育てしよう!
about me
岐阜県土岐市からご自宅へ 産前産後 訪問整体YUHCA 代表 ヒサコ です。
セラピスト紹介はこちらから
理学療法士として 病院・在宅の現場で多くの患者さんをサポートしてきました。
ご自身のカラダケアを後回しにしてほしくない、という思いで訪問させていただいております。溢れる情報の中で 結局どれ!? と焦るより自分のカラダを知ること 習慣をちょこっと変えて カラダもココロも前向きに
自分を大切にできる女性を増やしたい と活動しています。