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骨盤ベルトは必ずつけなきゃいけない?

  • YUHCAのつれづれ

すべての原因は骨盤のせい?

産後は何年たっても産後です♪

 

妊娠中から産後 すべての女性が 前向きに過ごせますように✨

 

土岐市瑞浪市多治見市可児市を中心に 訪問整体を行っておりますヒサコです♪



骨盤ベルトつけた方かいいのか問題

 

①骨盤ベルトは必須じゃないよ

②永遠につけるものではないので自分の体を鍛えて取れるようにしていきましょう

③骨盤ベルトを締める から骨盤が閉まるわけではないですよ

 

ということです


妊娠すると 赤ちゃんの成長に合わせて
骨盤周りがだんだん靭帯が緩くなっていきます。

元々 骨盤は動きがありますが、その動きが大きくなっていくので

グラグラする感覚があるんですね。

産後も同様で骨盤ベルトで安定させてあげる役割もあるのです✨

しかし、産後は靭帯の強さもすぐに戻っていきますが
グラグラ感が続く方もいらっしゃいます。

それは 腹横筋 が使いにくくなっているから💡



骨盤は靭帯だけで支えられているわけではなく
周りの筋肉や結合組織の支えもとても大切です。

 

なかでも腹横筋は お腹から背中までぐるりと囲むようについている筋肉です。
まさにコルセット・骨盤ベルトの働き同様なんですね。


妊娠中はお腹が大きくなるために使いにくいし
産後は筋肉が引き伸ばされた後だから 使いにくい💦
それを骨盤ベルトで サポートしてあげる というイメージですね!

 

理想は、妊娠中から姿勢や適切なエクササイズで
腹横筋を使えるようにトレーニングしてくこと♪

 骨盤の動きによって どうして痛みが出るのかというのは人それぞれ なので

骨盤ベルトの付け方も一度 専門家に見ていただけるといいと思います。

自分のいい位置というものを確認してみてください

 

骨盤ベルトはつけた方がいい?

 

骨盤ベルトをつけて楽だという方はつけた方がいいと思います✨

つけて しんどいと感じたらもしかしたら それは必要ないかもしれません。

 

骨盤ベルトを着けることで 腰痛軽減につながる という研究結果はたくさん出ています。

 

<Biomechanical model study of pelvic belt influence on muscle and ligament forces

 

J J M Pel 1C W SpoorR H M GoossensA L Pool-Goudzwaard

 

Affiliations

PMID: 18501363 
DOI: 10.1016/j.jbiomech.2008.04.002

立った状態で骨盤ベルトを締めると関節にどんな影響があるのか?

結果:

  1. 50N(ASISに適用)

    • 一部の背側股関節筋が非活性化。
    • 最大筋応力が37%減少 → 筋肉の負担が軽減。
  2. 100N(ASISに適用)

    • 仙腸関節(SIJ)の垂直剪断力が10%減少(安定性向上)。
    • SIJ圧縮力が52%増加(骨盤のサポート強化)。
  3. 100Nの圧迫位置を大転子へ移動(10Nずつシフト)

    • 筋活動パターンは変化なし。
    • SIJ圧縮力がさらに40%増加(骨盤の安定性が向上)。
  4. 靭帯の影響

    • 受動的な靭帯(仙結節靭帯・仙棘靭帯・後部靭帯)への負荷が分散される。

結論:

  • 骨盤ベルトの適切なデザインが、骨盤痛を緩和するのに役立つ可能性。
  • 50Nの圧迫で筋肉の負担軽減、100Nで仙腸関節の安定性向上。
  • 圧迫位置を変えることで、より効果的なサポートが可能。

 

まとめると、骨盤ベルトを締めると 関節の安定性を高めてくれるよ!ということ✨

 

骨盤ベルトで骨盤締める?

産後も 骨盤ベルトをしっかりつけなきゃと思われてる方多いと思いますが

 

つけながら中の筋肉や靭帯の戻りをサポートしてあげたり 自分の体の回復を"サポート"してあげるものとして 骨盤ベルトをつけてください🤗

 

産後 骨盤が開いたから 骨盤ベルトで締めましょう

 

みたいなイメージを持っている方多いと思いますが

 

骨盤 はそんなに開いていない(笑)
元々 数ミリ 動きがあり、その動きが大きくなっているだけなので

 

外からぎゅっと閉めたからといって骨盤が閉まるわけではないです💦

締めすぎると周りの筋肉や神経や欠乏 組織を圧迫してしまうことにもなります(´;ω;`)

私自身も 産後 骨盤を締めなきゃとギュッと閉めて右下で寝ていたんです 。
自分の体重が 股関節にかかりさらに 骨盤ベルトで締められることにより

見事に右足のしびれを作り出すことができました😂

  • 「骨盤ベルト着用時の圧迫圧と骨盤安定性の関係」

    • 内容: 締め付け圧(50N、100N)を比較し、骨盤の可動域や筋活動への影響を調査。

結論: 50Nは骨盤のサポート効果があるが、100Nでは動きの制限が強まる可能性。

 

強く締めればいい ってわけじゃないんですね!

ギューッしめるから 骨盤がしあるわけでもないし
逆に締めすぎると体に負担だよ~ということですね。

痛みと育児 動作と上手に使っていただくことは大切かと思うんですが

ずっと永遠にそれを使わないようにしていただきたいなと思います😊

 

 

ベルトをサポートに自分の力を高めよう

一緒にトレーニングをしながら順番に 骨盤をベルトを外していくことができるといいと思います。

 

骨盤ベルトが外せないとなってくると

 

自分で自分の体を支えられないということになってくるので (´;ω;`)

特別 きつい運動をしなくても順を追って 整えていけば 体を支えることができるようになります✨

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ぎゅーっと 閉めてうわ~ラク~! みたいなのよく見かけますよね。

「こ れずっとつけます!」 みたいになっちゃうと

体はどんどん”私働かなくていいのね ”ってなるので💦

骨盤ベルトを使用することによって

例えば 重いものを持ったり

介護の仕事をしたり

 

腰を守るためにつけていただくのはいいと思うんですが

 

その後に 自分の体が自分で支えられるように トレーニングをしていくのは

必須かなと思います🔥

 


 これは大変だ~💦
と思うかもしれないですが

 

全然筋トレしなくていいですし ちょっと最初は深呼吸とか姿勢の取り方を覚えていただくと

そっちの姿勢の方が楽 !今までの姿勢どんなんだったっけと忘れるぐらい

ちゃんと定着していきます !

それで 骨盤ベルト 外せるようになったり

痛みがなく過ごせるようになったりすると思うので

ちょこっとだけ生活習慣を変えていただけるといいと思います♪

 

 

about me

岐阜県土岐市からご自宅へ 産前産後 訪問整体YUHCA 代表 ヒサコ です。
セラピスト紹介はこちらから
理学療法士として 病院・在宅の現場で多くの患者さんをサポートしてきました。
ご自身のカラダケアを後回しにしてほしくない、という思いで訪問させていただいております。溢れる情報の中で 結局どれ!? と焦るより自分のカラダを知ること 習慣をちょこっと変えて カラダもココロも前向きに
自分を大切にできる女性を増やしたい と活動しています。